2006年10月18日

転生。

土とか・・・食ってみようかなぁ・・・。(あいさつ
ども、直耶です。

本日はショートストーリー形式です。
飽きたらがっつり飛ばしても問題ないです!;゚Д゚)エー




きさらぎが死にました。
安らかに闇に消えていきました。

捕獲ばっかりしていてあまり役に立てなかったことを
最後まで悔やんでいました。
一時でもあなたのメインキャラでいられたことを
嬉しく思う、それが最後の言葉でした・・・。

私の手元には数冊の飼育日記が残りました。
それは彼女が仲間とし、ともに戦ったペット達だったのです。
一時は森に逃がすことも考えました。
しかし、私は何故かそうしなかった。
そうしてしまうと、私は彼女のことを忘れてしまうかも
しれない、そう思ったのでしょう。


──そして時が過ぎました。



ある日私は薬草を採取しにエルフの森を訪れました。
うっそうと生い茂った木々は、都会の喧騒を忘れさせてくれる。
私はエルフ達が保ち続けているこの森が大好きなのです。

森に入って30分くらいでしょうか。
私はその人と出会いました。
正確に言うと、人ではありませんが。

「やぁ。」

恐ろしく人間じみた笑顔で片手を上げているのは
エルフ戦士長。
このあたりを仕切っているリーダーです。

「あんたも物好きだね。何度もこの森に入ってきて。」

私はその言葉に苦笑で答えます。

「薬草を取りに来てるだけってのはわかってる。
でも、今日はひとつ頼まれて欲しいことがある。」

「え?」と私。

「この先の池があるところ。
そう、あんたがいつも薬草を取りに行く池のほとりなんだが。」

うなずきで返します。

「そこにいつからいるのか知らないが、赤ん坊が捨てられている。
しかも、人間のだ。俺達が育てたっていいんだが、それだと後々
人間達に文句を言われるような気がしてな。」

状況を飲み込んだ私は彼の望むであろう答えを出しました。
「つまり、私が街に連れていけと。」

「その通りだ。俺達は人間のいる場所には近づけない。
別にあんたが引き取れって言ってるわけじゃない。頼みたい。」

「断れば二度とここに入れてもらえなさそうですから。」
ふっ、と笑みを返してみます。

「すまないな。」

言い残して去る彼を見送り、私は池のほとりに向かいました。



大きくひらけた場所─池のほとり─に着いた私は、
すぐに赤ん坊を見つけました。
だって、木々の間から漏れる光がその子を照らしていたのですから。
その姿は何かに祝福されているようで、思わず傍にひざまずいて
じっと見つめてしまいました。
すやすやと眠るその顔は確かに人間のものでした。

そのまま何分経ったことでしょう。

ふと、赤ん坊が目を覚ましたのです。
私は最初驚いてしまって、少し身を引いてしまいました。
眺めてはいたものの、その後どうするか全く考えていなかった
ものですから。
眩しいのか最初は細目で瞬きを繰り返していました。
やがて見開かれた目は大きく、らんらんとこちらに向けられています。
後にわかったことですが、赤ん坊は女の子でした。
どうしたものかと慌てている私に、彼女はぎこちない仕草で
片手を伸ばしてきました。
空を掴もうとしているその手に優しく、震える指で触れたのです。
すると、彼女は


笑いました。


楽しそうに声を上げ、笑いました。


その無垢な笑顔が、きさらぎとダブり
私の目からは止めどもなく涙が流れました。
彼女を抱き上げ、抱きしめ、そして泣きました。
静かな森とは不釣合いに泣きました。


・・・
・・




結局私は彼女を自ら育てることにしました。
全部予想済みだったのか戦士長には「やっぱりな」とだけ言い残され、
少し気恥ずかしいところがありました。

ここまで来れば察しのいい人は気づいてしまったでしょう。
私が彼女につけた名前。
自分でも勝手だとは思います。
なぜならそう思い込みたいだけなのだから。

腕の中でまだ笑っている彼女に私は微笑み返し、
こう囁きました。



「おかえり、きさらぎ。」


(つづく)









なんか色々中途半端だったから転生したよ!って話でした。
ナンデヤネン!( −_−)ノ ビシ*)゚O゚) アゥ
たまになるなる何か書きたい病・・・。
最後まで読んで下さった方に拍手喝采!・゚・(ノД`;)・゚・


|電柱|・ω・`)ノ えらく長くなっちゃいましたが、それではまた!













posted by 直耶 at 02:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
娘さんをワタシにクダサイ!
Posted by kazu at 2006年10月28日 02:16
やらん!w
Posted by 直耶 at 2006年10月30日 16:01
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